音痴の治し方|カラオケ60点→95点まで克服した方法をご紹介

「音痴で悩んでいる」

「音痴を治したいけど、どうしていいかわからない」

飲み会の席などで、人前で歌うシーンが来るたび、憂鬱な気分になりますよね。

「歌は好きなのに、うまく歌えない…」そんな方もいると思います。

今回はそんな方に向けて、音痴の治し方の1つの例として、ご参考にしていただければと思います。

miku
ただ悩んでいては時間だけが過ぎていってしまうので、この記事を読んでいただき「音痴は治る!」と行動するきっかけになるとうれしいです。

はじめに…音痴は治ります!

「音痴が治る」と聞いて信じられないという方もいるのではないでしょうか?

なぜ、そう言い切れるかというと、実際に筆者も音痴だったからです。

音痴の改善にかかる時間は人それぞれですが、自分に合ったトレーニング方法を続けることで、音痴は治すことができます。

筆者もカラオケ採点60点の音痴だった

ここで、参考までに筆者自身のお話をさせていただきます。

音楽大学卒業後、アルバイトをしていたお店で、シンガーとしてお仕事をさせていただくことになりました。そのお店はシンガーが複数人いたので、歌唱力だけではなく、ダンスやM Cなど、総合的なスキルが必要とされるお店でした。

お店に所属するショーバンドの一員として働くことになった当時、カラオケ採点は60点程しか出ませんでした。カラオケ採点が音痴を測るすべての基準ではないですが、プロとして歌っていくには恥ずかしい点数です。音大に入る前からトレーニングを続けていましたが、人から「上手いね」と言われるレベルではなかったと自覚しています。

そんな私も毎日ステージで歌い、ボイストレーニングを続けるなかで、最終的には90~95点あたりを平均的に出せるようになりました。そのレベルになるまで、約5年程はトレーニングを続けていて、ボイトレ教室は数件通った過去があります。それでも続けられたのは、音楽が好きだという気持ちと、歌うのが純粋に楽しかったからです。この記事を読んでくれている方は、本気で音痴を治したいと思ってこの記事に辿り着いてくれたはず。

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音痴で悩んでいる方には「音痴は治る」と信じるところから、はじめてみてほしいです。

コツを掴めば一気に上手くなる

では、どうやって音痴を治していったのか、他のシンガーの例も含めて、解説していきます。

さまざまなシンガーと話していて分かったことは、コツを掴んだ瞬間、歌は一気に上手くなるということです。歌が上手くなるタイミングは、人によって違います。1日でコツを掴む人もいれば、何年もかかる人もいます。

例をお話しすると、ちりめんビブラートと言われる細かいビブラートを使うシンガーがいました。本人も治したいと言っていましたが、治らず周りから指摘されることが多かったようです。そんな中で、ステージで毎日歌っていると、ある日突然、スタンダードビブラートで歌えるようになったそうです。クセのない美しい揺れのビブラートは聴いている観客も心地よく、気づいたらできるようになっていたのです。

1つ言えることは、歌だけではなく何事にも通じることですが、歌い続けることでしか改善はできません。自分の目指す歌を歌えるようになるまで、試行錯誤してトレーニングを積むことで、音痴が治る瞬間に出会うことができます。

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コツを掴むまで諦めないのが大切!

平均ぐらいは誰でもなれる

音痴を治すうえで、平均程度(ここではカラオケ採点80点程度)であれば、誰でも達成できると考えていただきたいです。なぜなら、ある程度基礎を身につければ、音程が若干不安定だったとしても、他のスキルでカバーすることができるからです。

例えば、筆者が身につけた例で言うと、もともと音感がよかった訳ではなかったので、正しい音程より、少し低い音程で歌ってしまったり、しゃくりといわれる音程を下から当てて、正しいリズムより遅れて歌ってしまうクセがありました。そのクセを治すトレーニングを続けながら、声の響きを強化することで、聴いている観客が心地いい声を目指していきました。そうすると、音程が少しずれていたり、リズムが遅れてしまっていても、気になりにくくなります。

すでにトレーニングを重ねている人はわかると思いますが、本人が歌い続けてきたクセを治すのには、時間がかかります。正しく修正する作業なので、トレーニングの時はわかったとしても、実際使えるようになるまでは相当なトレーニングが必要です。

なので、完璧を目指すのではなく、まずは平均点を目指すところからはじめ、総合的な視点で自分の歌をいい方向へ導いていくのが、音痴を改善する近道ではないでしょうか?

miku
歌が上手いといっても、ただ上手いだけでは人の心に響かないかもしれません。客観的な視点が大事です!

音痴が改善できない理由

では、音痴が改善できない理由について解説いたします。

「音痴を治したい」と思っていて、実際にトレーニングをしているのに治せていないとすれば、何かが間違っている可能性があります。

実際に音痴が改善できない理由は、さまざまなタイプがあるので、その中でも具体的な例をご紹介いたします。

練習方法が間違っている

これは実際によくある例だと思いますが、練習している曲をただ歌っている方が楽しいので、練習した気になっているけど、何も改善できていない場合です。音痴の人が何度もやみくもに歌っていても、時間だけが果てしなく過ぎていくので、基礎トレーニングと同時に、練習曲をフレーズごとに区切って、何度も聴き細かい歌い回しまで、完コピするくらいの気持ちで練習する必要があります。

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自覚がない

音痴の自覚がないタイプは、何を改善していいかわからないので、音痴のままの場合が多いです。何を改善すればいいのか、自分でわかるということは、ある程度知識がないとできないことなので、はじめはボイストレーニングに通うなど、プロに見てもらうことをおすすめします。自分に合ったボイストレーナーに出会えれば、最短距離で音痴を改善できるはずです。まずは、自分の歌っている音声を録音して、客観的に聴いてみましょう。

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練習量が足りない

音痴を改善するためには、それなりの時間が必要です。なぜなら、これまでの歌い方が体に染み付いているため、今まで通りに歌っていては何も改善できません。たとえトレーニング中は改善できたとしても、実際に使いこなせるようになるには、最低でも週2以上は練習が必要でしょう。

選曲が合っていない

そもそも自分の音域に合っていない曲を歌っていると、聴いている観客は音痴と捉えやすいです。歌っていても歌いやすいアーティストと歌いにくいアーティストがいるはずなので、できるだけボイトレ初心者は自分の声質に合ったアーティストの曲から練習するのをおすすめします。ある程度基礎がわかった段階で、スキルアップのために理想のアーティストの楽曲を練習するのが、音痴から早く抜け出すコツです。

音痴の克服方法・トレーニング方法

それでは、音痴の克服方法・トレーニング方法についてご紹介いたします。

あくまでも1つの方法なので、自分に合うか試してみてください。

今回は基礎となる「発声」「音程」「リズム」を中心に、初心者の方でもわかりやすく、はじめやすい練習方法を解説いたします。

 

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ここから基本的な克服方法についてお話しします!ボイトレではじめに行うさわりの部分になります。

発声

発声は身につくまで1番時間がかかるかもしれません。

1度身につけてしまえば、喉を酷使せず歌い続けることができるので、時間がかかっても身につけておく必要があるでしょう。具体的な練習方法について解説いたします。

喉を開く(リップロール)

基本的な練習方法にリップロールというトレーニングがあります。

具体的には、閉じた唇に息を当てることで「プルプルプル」と音を鳴らす方法です。

はじめは難しいので、片手で両頬を挟むようにし、持ち上げることで音が鳴りやすくなります。喉の緊張がほぐれ、トレーニングを重ねると喉が開いている感覚がわかってくるようになります。

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息の使い方(ブレス)

初心者にありがちなのが息継ぎ(ブレス)の位置が、実際の楽曲を歌っているアーティストと違っている場合です。ブレスの位置が決まっていると、安定した声を出すことができます。慣れてくると、自然にブレスの位置はわかりますが、はじめのうちはブレスの位置を意識して、楽曲を聴いてみるのがおすすめです。

どこに響かせるか(共鳴腔)

少し上級者向けの話になりますが、声を楽器のように体で響かせることができると、美しくて豊かな声を出すことができます。簡単にいうと、鼻声で歌っていると声がこもっていて、あまり美しい声とは言えないですよね。確かめる方法は、鼻声で歌っている場合、歌いながら鼻をつまんでみると鼻が震えます。

具体的な練習方法は「ンー(鼻にかける)、アー(頭に響かせる)」というイメージで指をさしながら響かせる場所を変えてみると、感覚をつかみやすいです。

音程

音程は覚えることができると、1番早く音痴から抜け出せます。なぜなら、聴いていて違和感を感じやすい部分が音程だからです。そのぶん改善には時間がかかるかもしれませんが、続けることで改善はしていけます。それでは、具体的な練習方法について紹介いたします。

音程を覚える

音程の練習方法は基礎練習と練習曲を覚えるのを、同時に行うことをおすすめします。基礎練習で音程を覚えることができれば、どんな楽曲でも応用が効くので、練習曲で楽しく練習しながら基礎を身に着けるのが近道でしょう。

具体的な音程の練習方法は、YouTubeなどで伴奏が上がっているので、ピアノが弾けない方は流すだけで練習ができます。

ラララで歌ってみる

ラララで曲を歌うメリットは、母音が全て「ア」になり、口の動きが一定にいなるので、音程だけに集中して練習できます。慣れてくると、音の幅がわかってくるようになるので(ド〜ファに音が移動する)など、苦手な音の幅を反復して練習すると、音が飛んでもを一発で当てれるようになっていきます。

採点機能を使ってみる

初心者が行いやすい練習方法としてカラオケの採点機能を利用するのもおすめの練習方法です。目で見て音程がわかるので、同じ音程や音の幅が大きいフレーズなど、理解することができます。はじめは探って歌ってしまうかもしれませんが、スムーズに音の移動ができるようになると音程が安定します。

リズム

リズム感を鍛えるためには、裏拍を取ることを意識して練習する必要があります。

リズムが走りがちだったり、遅れがちだと聴いている人は音楽にのることができません。

それでは、具体的な練習方法についてご紹介いたします。

手でリズムを取る

まずは練習曲の裏拍を掴むところからはじめてみましょう。

歌いながらリズムを掴みやすい方法として、立ち歩幅を肩幅より少し狭いくらいに広げ、太ももを軽くたたきリズムを取る方法です。この方法のメリットは。歌いながらリズムを覚えることができることと、体で覚えることできるところです。4拍子の曲だと「①タン・ウン・②タン・ウン・③タン・ウン・④タン・ウン」のウンの部分で手を叩くことになります。人前で歌うシーンが出てきても、違和感がなく使えるので、リズムが身につくまでは使える方法でしょう。

リズム楽器を聴く

練習する前に、リズムが苦手な人は聴き方を変えてみるのも一つの手です。

歌う方は歌に注目して聴きがちですが、リズム楽器が曲全体を支えています。

簡単にいうと、音が強くなるところを捉えて、歌えるようになるとグルーヴ感のある歌に近づけるはずです。曲全体に緩急があるように、リズムにも強弱があり、つかめるようになると歌うことがもっと楽しくなるので、いろんな楽器に注目して聴いてみるといいでしょう。

miku

歌だけではなく違う楽器に注目してみると、新たな発見があります。

もっと音楽が好きになりトレーニングを楽しく続けやすいです!

音痴の治し方でよくある疑問

練習をしていると、さまざまな疑問が湧いてきますよね。

何が正解かわからなくなるかもしれませんが、答えがないからこそ、試行錯誤してそれぞれの歌にたどり着きます。

今回は音痴の治し方でよくある質問について、ピックアップしてお答えしていきましょう。

どのくらいで上手くなるの?

これまでにもお話してきましたが、人によって上達スピードは変わってきます。

1つ言えることは、最短距離を間違わなければ、早く上手くなることは可能です。

そのためにも、どういう歌を歌いたいのかはっきりしておくといいでしょう。バンドマンに多いような魂で歌うような歌い方をしたいのであれば、ボイトレは必要ないかもしれません。

練習していく中で変わっていくこともあると思いますが、目指す方向を明確にして、それに必要なスキルを1つずつ身につけていくといいでしょう。

年齢は関係ある?

歌に関しては年齢制限はありません。

年齢を重ね人生経験を積むことで、歌に味が出てくる人が多いです。体力的な面で衰えはあるかもしれませんが、声を出すことは健康にもいいので、年齢は気にせず「音痴を治したい」と、気持ちが高まっているときが音痴を克服するチャンスです。

最短で上手くなるには?

端的にいうと遠回りしないことです。

そう考えると、独学よりは知識のあるボイストレーナーに教わる方が近道と言えるでしょう。一度間違えた方法で覚えてしまうと、それを修正するのに余計に時間がかかってしまいます。ボイストレーナーも考え方や、教え方もさまざまなのでどんな歌が歌いたいのか伝えられると、目的に合ったスキルを教われるでしょう。

まとめ

音痴の治し方について、筆者の経験を踏まえてご紹介いたしました。

音痴の治し方に答えはないので、悩んでしまうのは当然です。知識があると選択肢が増えるので、ご参考にしていただけるとうれしいです。

筆者の経験からも音痴は治るので、どうすれば練習を楽しく続けられるのかを見つけられると音痴を治せるはず!

1人で思い悩むのではなく、実際にボイストレーニングに通ったり、情報収集して試行錯誤を重ねて、音痴を克服していきましょう。