ボイトレの基礎知識3つ|歌が上手くなるために意識するポイント

「歌が上手くなりたい」

「ボイトレをはじめてみたけど、ちゃんとできているか不安」

この記事を読んでいる方は悩んでいるのではないでしょか?

なかには地味なトレーニングに飽きてしまった人もいるはず。

曲を歌うのは楽しいけど、基礎練習は地味なトレーニングが多いので、憂鬱になってしまう気持ちは痛いほどわかります。ボイトレに限らない話ですが、基礎を身につけることは根気

のいる作業です。大変かもしれませんが一度身につけてしまえば、歌える曲の幅が広がるので、避けては通れないのが「基礎練習」。

今回はボイトレの基礎について、詳しくご紹介していきます。

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誰もが通る道なので、是非ご参考に!

ボイトレの基礎① 呼吸・音程・リズム

ボイトレ初心者の人の中には、基礎知識はいらないと考える人がいるかもしれません。

知識がなくても歌うことはできますが、ボイトレをはじめた人は自分の歌に悩みを抱えていますよね。はじめから歌が上手い天才ではない限り、ひとつずつスキルを身につけていく必要があります。スキルを身につける過程で、基礎知識は必要になってくるので、わかりやすくご紹介していきます。

呼吸

歌うときに意識しなければいけないのは、呼吸ですよね。イメージとしては体をスポイトのイメージで考えると意識しやすいです。

「ブレス」=「息継ぎ」の時に一気に空気を体の中に入れ、歌いながら吐き出していくイメージです。よくいわれる腹式呼吸というのは、ブレスの時に横腹が膨らみ、体に入れた空気を声にして出すことができるので、声量が上がりブレない声を出すことができます。

音程

音程で悩んでいる人は多いですよね。聴いていて1番不快なのが、音程が合っていない歌です。不協和音に聴こえてしまうため、音程の練習はボイトレの基礎では必ず必要なトレーニングですよね。では、音程を合わせるために意識すべきことは、まず楽曲のメロディーを頭の中にインプットします。テレビで見るようなアイドルですら、楽曲を100回以上聴くのが当たり前といわれているトレーニング映像を見たことがあります。100回とはいわなくても、楽曲を聴き込むことで、曲は音程が合いやすくなるはず。楽譜で見ると、音と音

が何度離れているのか、目で見て理解でき、またはカラオケの採点機能で音程バーが見えるので、音がどのくらい飛んでいるのか意識してみると、苦手な音の幅がわかってきます。

リズム

曲にはそれぞれリズムがあり、歌にとってもリズムは肝心です。

リズムが感じられない歌は、フレーズがよれてしまい、鳴っている和音(コード)とズレていってしまうため、結果的には音程までが不安定になってしまいます。はじめのうちは手でリズムを取るなど、歌いながらでもリズムを取れる方法を見つけられるといいでしょう。

ボイトレの基礎② 声の種類

声の種類について理解しておくと、自分の声の魅力に気づきやすいです。

声の種類は大きく分けて4種類あり、使い分けることで感情豊かな歌い方ができます。筆者の例を出すと、低音を褒められることが多かったので、そういうタイプの人は、チェストヴォイスが魅力といえるでしょう。

この4種類を身につけていると、曲のメッセージを伝えられたり、どの声がその人自身の個性になるのか知ることができます。今回は声の種類についてご紹介いたします。

地声(チェストヴォイス)

チェストヴォイスとは、胸に響かせた地声のことをいいます。チェストヴォイスを身につけると、安定感のある歌を歌えるようになるため、身につける必要があります。全ての声の土台となる声のため、はじめに習得すると他の声も身につけやすいです。

確かめる方法は、胸に手を当てて響いていればチェストヴォイスができています。まずはこの感覚をつかむために、指で鳴らしたい場所を指しながら、どこで響いているか確認してみましょう。

ボイトレ初心者にとっては、体のどこで響いているか、感覚をつかむのは難しいですよね。はじめのうちは体を楽器だと考え、体の中で声を響かせられるだけで「上手い」といわれるようになっていきます。

地声を抜いた声(ミドルヴォイス・ミックスヴォイス)

ミドルヴォイスとは、地声(チェストヴォイス)と裏声(ファルセット)が混ざったような中間の声のことをいいます。歌っていると、声がひっくりかえってしまったり、声が裏声に切り替わる音程がありますよね。この音程のことを「喚声点(かんせいてん)」といいます。

正確にいうと喚声点は2つあり、低音からだんだん声を高くし、はじめに歌いづらくなるところが第1喚声点。さらに声を高くしていき、歌いづらくなった位置が第2喚声点といい、この第1喚声点と第2喚声点の間を「ミドルヴォイス」といいます。

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裏声(ファルセット・ヘッドヴォイス)

ファルセットとは、「息が混ざったやわらかい裏声」のことをいいます。裏声はファルセットの他に、ヘッドヴォイスという発声方法があり、ファルセットと比べると、息漏れが少なく、声に芯のある歌声になります。ファルセットのイメージは息を多く混ぜ、やわらかい高音を出します。腹式呼吸を身につけて、空気を多く混ぜることができると、ファルセットが出しやすくなります。

ささやく声(ウィスパーヴォイス)

ウィスパーヴォイスとは、ささやく歌い方のことをいいます。息が漏れていてささやき声でありながら、音に安定感があるのが特徴です。ただささやくだけと勘違いしていると、相手に言葉がしっかりと伝わらないので、繊細ながらも、芯があるのが魅力の一つです。ウィスパーヴォイスを出すうえで気をつけるポイントは、息に少しずつ声を足していくといいでしょう。

ボイトレの基礎③ 歌の表現力

ボイトレの基礎がある程度わかってくると、表現力を磨きたくなりますよね。

これまでに基礎練習に加えて、歌の表現力をプラスする技術があります。

今回は応用編として、歌の表現力についてもご紹介していきしょう。

滑舌(母音と子音)

話していても滑舌が悪いと、何を言っているか聞き取れないですよね。滑舌を改善するだけで、与える印象は断然よくなります。はじめのうちは「ウ」の口にして、歯の隙間から息を出すようなイメージで「ツッ・ツッ・ツッ・ツッ」と続けると、勢いよく息を吐くことができます。この練習を続けると、スタッカートの練習になるので、語尾がしっかりした歌になっていくでしょう。

ビブラート

綺麗なビブラートは憧れますよね。ビブラートをかけない話すような歌い方の歌手も見られますが、歌に表情をつけるために、ビブラートを身につけておくと表現の幅は広がります。ビブラートとは、歌のフレーズ終わりに、声を波のように揺らす技術で、はじめはゆっくりから指を上下に揺らし、音を揺らしていくとイメージがつかみやすです。

表情

歌っていくうえで、人前で歌うことを目標にするのであれば、意識すべき点です。

困り顔になっていたり、眉毛で音程を取っていたり、気づかずやっているクセがあるかもしれません。実際曲を練習する際は、鏡のあるスタジオで練習するか、全身鏡を置いて歌ってみると、どう見えているか客観的な視点で確認できます。

まとめ

ボイトレの基礎についてお話してきましたが、基礎知識を知っているとより深く学ぶことができます。何事も基礎が大事で歌の土台があると、ボイトレを続けていて自分の歌がわからなくなったときに、立ち返ることができます。戻る場所があると、成長に目を向けることができ、ボイトレを続けられますよね。ボイトレの基礎はボイトレ教室によって、大切にする部分や教え方が違うこともありますが、基本的には誰しも通る道です。

ボイトレの基礎を身につけて、今よりもっと成長していきましょう!

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